発達障害 原因 治療

てんかんについて

てんかんについて簡単に説明しますと脳の細胞神経が色々な原因により過剰に興奮してしまい、興奮する度に同じような発作を繰り返し起こしてしまう大脳の慢性的な疾患のことをいいます。

 

普通であれば人は微弱な電流が神経細胞を走っていますが、てんかんの症状を患っている方は突然強い電流が神経細胞を走り出す状態になります。そして、それがきっかけになり、意識を失うことがあったり、手足がしびれるというような発作が起こってしまいます

 

このような状態の繰り返し起こる発作が、てんかんの症状の最大の特徴となっています。てんかんは発作の治療を行っていかなければ、繰り返し発作が発生するので注意しなければいけません。では、てんかんの原因とはどのようなものがあるのかと言うと、てんかんの発作の原因は様々だといわれています。

 

昔から、てんかんは生まれつきの病気だと考えられてきました。しかし、実際のところは、交通事故などで起こった脳の外傷や脳炎や髄膜炎、脳腫瘍などが原因となる症候性てんかんもあります。

 

脳腫瘍などがてんかんの原因となってしまうというのは、乳幼児だけでなく、高齢の方にも起こりうる可能性がある病気だということです。てんかんは3歳以下の乳幼児に多く見られる病気ですが、1000人に対して5人から10人がてんかんを持っているといわれています

 

このことから、てんかんを持っている人の確率は比較的高いと言えます。また、乳幼児の頃は急な発熱時などにひきつけを起こすことがあるので、てんかん発作と間違って病院に行かれる方も少なくはありません。

 

他にも、てんかん発作と間違えやすい発作として挙げられるものには、過剰に飲酒してしまった時に起こるけいれんや出産時に起こるけいれんなどがあります。何度も繰り返し発作が起こるのであれば、病院で精密な脳の検査をしてもらうようにしましょう