子供がいじめられて帰ってきたら
発達障害の我が子が他の子供にいじめられたりしたらどうしたら良いのかわからないという親御さんも多いと思います。もし、発達障害児の子供がいじめられて帰ってきたら、その子供の環境を変えてあげることを考えた方が良いでしょう。。
発達障害のある子供というのは、周囲の人と上手にコミュニケーションをとることができないケースが多いので、いじめの対象になる可能性が高いです。また、これとは逆に、発達障害児が他の子供に暴力を振るってしまうということも少なくないので、発達障害の子供がいる家庭は注意しなければいけません。
親としては、発達障害の我が子を普通のクラスに通わせたいと思うのが当然だと思いまが、発達障害の子供に対する周囲の受け入れ態勢が整っていない場合は、無理に普通クラスに通わせてしまうと、子供本人がつらい思いをすることがほとんどでしょう。
いじめが起こるかどうかは、子供に問題があるのではなく、担任の先生の力量に左右されてきます。しっかりした指導力のある先生がしっかりと、クラスの子供に適切な指導をしていれば、たとえ発達障害があったとしてもいじめを受けることはないものです。
ただ、現実には、発達障害児へのいじめを抑制するのではなく、担任の先生が他の子供と一緒にいじめに加担したり、もしくは、いじめを助長するようなこともあるので親としては注意しなくてはいけません。
また、発達障害の子供に対して十分に理解していない校長先生や教頭先生が発達障害児に対して偏見を持っていたり、内心ではいじめを黙認していることもあるようです。子供は自分がいる環境を選ぶことができないので、学校が適応できないような環境であれば、もっと適応しやすい環境を探すようにしてあげるのも親の役目と言えるでしょう。
また、発達障害児が周囲に適応しやすくなるように、適切な発達障害の治療を受けさせてあげるのも、必要不可欠なこととなってきます。公共の発達障害児をサポートする機関に相談したり、フリースクールなどに通わせるのも一つの選択肢として考えておきましょう。
